谷崎潤一郎 大川裕弘 ‘陰翳礼讃’

電灯が普及する前の日本では、暗がりや影などから美しさを感じる文化がありました。明治の終わりから昭和中期を生きた谷崎潤一郎は‘陰翳礼讃’という作品の中で、暗がりや影などの良さを論じています。なお、今回紹介する本は、現代の写真家・大川裕弘氏による写真を合わせた古き良き日本の感性を表現したものです。

‘陰翳礼讃’は、谷崎潤一郎の文章に合わせた大川裕弘氏の写真を効果的に載せることで、作品の奥深さが伝わります。この本の中で特に印象的だったのが、映画に関する記述で、同じ撮影機材を使用しても制作する国によって、その映画の色彩や陰影の具合が変わるという旨のものです。もしかしたら、この本の中に日本人が気づかないいわゆる「クールジャパン」のヒントがあるのかもしれません。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック